10年前の思いで。
大学をでて、初めて勤めた会社は、フランスの会社でした。
何度もあった採用試験の面接は、
日本人のディレクターとデザイナーしか現れず、語学力も聞かれず、
特になんにも思わず出社した初日に、アメリカ人の社長に出くわして、
うわー外人だと思って硬直した思い出。
何か英語で言われたけれどよくわからずに、通過。
そして、同じ歳でお互い新卒の同期は、フランスからきたばかりのフランス人のガブリエルで、
隣のデスクで、力を合わせて、ジュニアのデザイナー時代を乗り越えなくてはいけなくて、
言葉がまったく通じないなか、ほんとに二人で苦労して、辞書を片手にコミュニケーションをとって、
喧嘩しながら、お互いの言いたいことを理解して、大親友になりました。
そんな彼女も、ついにママに。
里帰り出産で、生まれ育ったノルマンディのルイ村にいるところに会いにいってきました。
見事に何もない美しい村です。
生まれたばかりのエミリー。
私の為に、ガレットを焼いてくれるパパ。
キッチンのリネンがさりげなく可愛い。
夜もふけてきて、、、
窓越しのガブリエル。
ママと。
最後にもう一回エミリー。
結婚式のときとあわせて2度目のルイ村。
こんなちいさな村で育った彼女があんなメガシティの東京にきて、
一緒に働いて、知り合えたことが、奇跡的。
地震や放射能の影響もあって、
もしかしたらガブリエルとエミリーは日本に帰ってこないかもしれなくて、
寂しいけれど、
なんかまたここに会いに来ようかなと思うと、人生は続く気がして、平気な気がする。
